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おおいしだものがたり 第百二十五話 「最上川舟運の話」 その39.幕府の直差配の舟運

更新日:2016年3月25日

幕府の直接差配による舟運の機構

 これ以前は、冥加金競争入札による川船請負差配制のもと、民間の船持主導で行われてきた。寛政4年以降は幕府が直接主導を持って舟運を行うことに改革した。

幕府の直接差配による舟運の機構画像

(『大石田町史資料編2』)

幕府の直差配体制下における舟運改革

  1. 多額の入札冥加金による競争請負差配制を廃止する。
    それに代って、船の大小にかかわらず、直接船主から、年間定額(1艘ニ付き600文)の通船料を取る事とした。
  2. 船役所と船会所は相互に補佐協力しあって船差配を行う。
    これまでの独善的な川船差配を止め、川船役所は、船持惣代の要望を取り入れながら船差配を行う。惣代は船持衆の要望を取り入れ役所方に申し入れる。
  3. 激減する川船不足に対応するため、最上船と酒田船が「半々ノ割合」に協力しあう。
    年毎に船数は減少し、幕府米や大名米の廻米にも事欠くほど深刻になってきていた。これまでは、片運送の決まりによって、最上船は下り荷専門、酒田船は上し荷専門としていた。これを改め、酒田船の下り荷として城米や蔵米・商荷を下すこと、また最上船に酒田からの商荷を上すことを許し、船不足の解消に努めた。御廻米之之儀、最上船・酒田船半々ニ割合、船差向ヶ申候、私領米之儀モ同様」(『大石田町史史料編2』寛政九年「川船方御役所演説書併口達書」二藤部文書)
  4. 「船株」を定め、「河岸問屋仲間」の結成を認める。
    城米輸送に当たる最上船の船数を定め、その船を減らさないように「船株」を定めたこと。船株に指定された船は廃船にしたり休船にしたりしないように「大石田河岸荷問屋仲間」が協力し合う。無株の船と差をつけ、有利に荷物が受けられるようにした。(横山昭男編『最上川と舟運』「幕府直営大石田川船役所の設置と背景」)


横山から大石田河岸を臨む

執筆者 小山 義雄氏

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