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大石田町
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おおいしだものがたり 第百四十四話 湯殿山碑

更新日:2016年3月25日

 町内にはたくさんの石造物が残されていますが、この中でも多く見る碑に湯殿山碑があります。自然石に大きく湯殿山と文字を刻んだもので、町内には21基確認されています。おもに神社の境内や集落の入口、中心部、四辻などに建立されています。造立年代は幅広く江戸時代の延享2年(1745年)から昭和18年(1943年)まであります。出羽三山信仰が大石田町の庶民に広く浸透していたことを物語ります。
 これらの湯殿山碑は出羽三山登頂、拝礼記念に建てられたものです。三山参りは宿泊料をはじめとする旅費・奉納金など様々な費用がかかるため、講を組織し、互いに資金を出し合い、順番に三山参りに出かけました。講中で参詣が一巡したら講金の一部を費用にあて、自分たちの登拝記念に記念に湯殿山碑を建立しました。
 造立年号見ると、延享2年から文化2年(1805年)までの湯殿山碑はすべて丑年に建立されています。丑年は12年に一度回ってきますが、その年は平年の2倍から3倍の参詣者があったといわれています。町内では、初期の湯殿山碑は出羽三山の緑年に建立する場合が多かったと思われます。
 また、文化・文政期(1804年から1827年)になると丑年に限らず、多くの湯殿山碑が作られるようになり、町内では半数に近い9基が建立されています。つまり、文化・文政期に、三山信仰が流行したことを物語っています。
 新町の住吉神社にあるのが町で一番大きな湯殿山碑です。高さが265センチメートル、幅が200センチメートルの堂々とした湯殿山碑です。もともと元町の中心の通称「橋本」にあった湯殿山碑で、町指定文化財「大石田河岸絵図」にもその姿が描かれています。明治時代の道路整備の時に移動したといわれています。


住吉神社境内の湯殿山碑

執筆者 歴史民俗資料館 海藤

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