中学校部活動の地域移行について
更新日:2023年7月11日
このページでは、大石田町の中学校部活動の地域移行に関する取り組みと、現在の状況をお知らせします。
なぜ部活動の地域移行が必要なのか
これまで、学校における部活動は、活動を通じて達成感を得られ学習意欲の向上や、責任感、連帯感を高めるなど大きな役割を担ってきました。しかし様々な原因からその持続可能性は厳しさを増しています。
要因(1):少子化の加速による生徒数の減少
要因(2):都市部と地方における地域間格差の拡大(生徒数の差による練習内容の格差、部活動の種類の格差、など)
要因(3):教師にとって大きな負担となっている(競技経験が無い教師が指導せざるを得ない、休日も含めた部活動指導が求められる、など)
学校部活動に関する厳しい状況については、国会等でも度々指摘されており、令和3年10月に、令和5年度以降の部活動改革を推進する具体的な方策等を検討するため、「運動部活動の地域移行に関する検討会議」が、令和4年2月には「文化部活動の地域移行に関する検討会議」設置され、令和4年6月にはスポーツ庁から、8月には文化庁から、それぞれ「部活動の地域移行に関する検討会議提言」が出され、以下のような改革の方向性が示されました。
改革の方向性
○まずは、休日の部活動から段階的に地域移行していくことを基本とする。
○目標時期:令和5年度から令和7年度末を目途
○平日の部活動の地域移行はできるところから取り組む。
○生徒の多様なニーズに合った活動機会の充実等にも着実に取り組む
○地域のスポーツ・文化団体等と学校との連携・協働の推進
これらを受け当町でも、町の実情に合った持続可能な活動を検討していくため、「部活動地域移行準備委員会」を設置し、取り組んでいくこととなりました。
参考:スポーツ庁HP(外部サイト)、
文化庁HP(外部サイト)
アンケート調査を実施しました
令和4年11月15日~28日に、町内小学校4~6年生・中学生の生徒・保護者を対象にアンケート調査を実施しました。御協力ありがとうございました。
アンケート結果について掲載します。
第1回部活動地域移行準備委員会を開催しました
令和4年11月29日、第1回部活動地域移行準備委員会が開催され、地域移行の必要性や、現在の大石田町の部活動の状況を確認しました。
第2回部活動地域移行準備委員会が開催されました
令和5年1月25日、第2回部活動地域移行準備委員会が開催され、アンケート結果の確認、地域移行の方法や、想定される課題について意見交換が行われました。
また、この会議の中で、「令和5年度については令和4年度と同様に学校での部活動とする」ことが確認されました。
第3回部活動地域移行準備委員会が開催されました
令和5年2月27日、第3回部活動地域移行準備委員会が開催され、中体連に関する対応、各部における令和5年度大会への対応、広報誌の内容について意見交換が行われました。
また、この会議の中で、令和5年度開催の「部活動地域移行検討委員会」の委員の構成について確認しました。
第1回部活動地域移行検討委員会が開催されました
令和5年7月3日、第1回部活動地域移行検討委員会が開催され、各部活動顧問、保護者会会長にも参加いただき、部活動任意加入、および部活動地域移行に関して意見交換が行われました。この会議の中で、第2回検討委員会までに、各部活動ごとにどんな取り組みができるか検討を進めることが確認されました。
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お問い合わせ
教育文化課 生涯学習グループ
〒999-4112
山形県北村山郡大石田町緑町28番地
大石田町町民交流センター「虹のプラザ」内
電話:0237-35-2094 ファックス:0237-35-3811
