新町発足70周年記念企画展 第ニ期 大石田町と文人たちと
新町発足70周年を迎え、資料館では昭和期の大石田町に焦点をあて、五期にわたって企画展を行っております。第ニ期となる本展では、大石田町と深く関わった文人たちを取り上げます。
昭和の大石田町と縁のある文人といえば、歌人・齋藤茂吉が代表格といえます。二年弱ほどの滞在中、歌集『白き山』を彩る短歌を生み出し、同時に多くの作品を当町に残していきました。また、茂吉以後もその足跡を慕って多くのアララギ系歌人たちが来町しています。このほか、金子兜太や黒田杏子、真壁仁など、俳句や詩といったそれぞれの分野で昭和を代表する人々が大石田町を訪れました。このような文人たちがしたためた掛軸や色紙、短冊といった作品を、ジャンルを越えてご紹介いたします。
また、期間中下記日程で松尾芭蕉『五月雨歌仙』の原本を展示します。多くの文人たちの来町のきっかけとなった芭蕉の真筆原本を是非ご覧ください。
松尾芭蕉真蹟『五月雨歌仙』原本展示:7月12日(土曜)〜7月21日(月曜)
展示期間
令和7年7月5日(土曜)から令和7年9月15日(月曜)まで
開館時間
午前10時〜午後4時30分
組織名(略称):歴史民俗資料館
住所:〒999-4111 山形県北村山郡大石田町大字大石田乙37番地6