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おおいしだものがたり 第十四話 大石田町指定天然記念物 ギフチョウ及びヒメギフチョウの保護について

更新日:2016年3月25日

1.「春の女神」ギフチョウとヒメギフチョウ

 町内川前地内に、「春の女神」ギフチョウとヒメギフチョウ(以下「ギフチョウ等」と略します。)がいるということは、昔から知られていました。ギフチョウ等が「生きた化石」と呼ばれており、北限に近い混棲地として学術的にきわめて貴重な存在であるとして確認されたのは、昭和35年のことです。

 昭和40年代に入ると、序々にギフチョウ等の存在が知られるようになり、毎年春には、このチョウを捕まえようとするマニアの姿が見られるようになりました。ところが、昭和50年代に入ると乱獲が目立ってくるようになり、それとともにギフチョウ等が激減し、混棲地にも変化が見られるようになりました。

2.ギフチョウ等保護機運の高まりと町指定と条例による保護

 このような状況を憂えた地元の川前地区民から保護を求める機運が高まり、昭和61年6月の町議会にギフチョウ等保護の請願が出されました。この請願の前に、川前地区全戸が加入して「川前ギフチョウ・ヒメギフチョウ保護の会(以下「保護の会」と略します。)を結成し、今日まで熱心に活動を続けています。
 町議会では、この請願を採択するとともに、「大石田町のギフチョウ、ヒメギフチョウ混棲地保護宣言決議」を行い、町行政にその対応を求めました。
 町では、主として教育委員会がギフチョウ等が天然記念物であることから、昭和62年10月12日に町指定天然記念物に指定しました。その際に、ギフチョウ等の分布調査を実施し棲息状況を確認し、調査員及び町文化財保護審議会から保護に関する御意見をいただきました。その中で無許可でギフチョウ等を捕らえた者を罰することができる保護条例の必要性が論議されました。そして、昭和63年3月議会で罰則付きのギフチョウ等保護条例ができ、保護のための法的整備が整いました。

お問い合わせ

総務課 総務グループ
〒999-4112 山形県北村山郡大石田町緑町1番地
電話:0237-35-2111 ファックス:0237-35-2118

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