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おおいしだものがたり 第十五話 黒滝向川寺境内の天然記念物について

更新日:2016年3月25日

 町内黒滝地内にある曹洞宗の黒瀧山向川寺は、今から624年前の永和3年(1377年)に、高僧大徹宗令禅師によって開山された名刹です。今回は、向川寺境内にある指定天然記念物について紹介します。

1.向川寺の大カツラ(町指定天然記念物)

 黒滝向川寺境内にあり、約1.5メートル根上りになっており、根周8.5メートル、さらに1メートル上の幹囲は7.08メートルあります。約8メートル上部で側杖を分かちますが、おおむね直幹で、高さはおよそ39メートルに及んでいます。崖際にあるため、東面は崖下まで約4メートル幹状の根部をあらわしています。
 県内のカツラの巨木は、おおむね株立ちですが、このカツラは一本立ちで、県内随一で、全国的にも注目されています。このカツラは、向川寺開山の高僧大徹禅師のお手植といわれ、樹齢600年をこえるといわれています。

2.向川寺の大イチョウ(町指定天然記念物)

 目通り幹囲5.7メートル、1メートル上の目通り幹囲は5.0メートルあります。高さは30メートルで四側枝に分かれており、乳房が1メートル降下していますが、おおむね直幹で、高さは35メートルに及んでいます。崖際にあるため、北面崖下まで約3メートル幹状の根部をあらわしており、北村山地方では第一の巨木であるといわれています。
 このイチョウも向川寺開山の高僧大徹禅師のお手植と伝えられていますが、樹齢は500年以上といわれています。また、このイチョウの葉が、すべて落葉しないと根雪にならないと伝えられ、古来から黒滝のイチョウとして近在近郊より親しまれています。

3.現在では失われた天然記念物

 向川寺裏山の中腹、散策路のそばに町指定天然記念物のからかさマツがありましたが、平成12年の降雪で幹部が折れ、均整のとれたからかさ状の枝が全損したため、同年7月21日に町指定が解除されました。また、かつて向川寺本堂の西側に大老スギがありましたが、落雷等で枯れたと伝えられ、現在その姿を見ることはできません。
 このからかさマツと大老スギも向川寺開山の高僧大徹禅師のお手植と伝えられていました。

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総務課 総務グループ
〒999-4112 山形県北村山郡大石田町緑町1番地
電話:0237-35-2111 ファックス:0237-35-2118

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