大石田町立歴史民俗資料館
更新日:2024年4月12日
小松均作品展
大浦小坂で写生する小松均
栗の花咲く最上川
現在歴史民俗資料館では、「小松均作品展」を開催しております。
小松均は明治35年(1902)大石田町豊田生まれの日本画家です。幼くして父を亡くした小松均は
母方の親類のいる村山市白鳥で育ちました。京都大原で自給自足の生活をしながら制作活動を続け、
近代日本画に大きな足跡を残しています。
小松均が昭和40年代から手掛けはじめたのが、パノラマの大画面に最上川を描く「最上川シリーズ」
とも呼ばれる連作です。この連作制作のため何度も大石田に訪れており、町内には大浦小坂から見た
景色を描いた『栗の花咲く最上川(上中)』をはじめ、多くの作品が残されています。
この度の企画展では、『栗の花咲く最上川』はもちろん、最上川の四季を描いた作品や、もう一つの
連作「富士山シリーズ」から派生した作品、銅版画による作品などをご紹介しています。
6月30日(日曜)まで
鯰や鯉を描いた作品など
赤富士や青富士など
舞妓や人魚を描いた銅版画も
お問い合わせ
歴史民俗資料館
〒999-4111 山形県北村山郡大石田町大字大石田乙37番地6
電話:0237-35-3440 ファックス:0237-35-3440