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大石田町
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おおいしだものがたり 第二十六話 ミズバショウ群生地

更新日:2016年3月25日

 最上川に架かる黒滝橋から南、町民の森に至る道路から約2.2キロメートルほど上がった道路わきの黒滝沢流域に、ミズバショウの大群落があります。
 今年は雪消えが早く、例年はゴールデンウイークの期間が見ごろですが、半月近くも開花が早まり、今月中は、ミズバショウの可憐な花を見ることができます。この群生地は、以前から知られ、黒滝川沿いの湿地の一角に10ア-ルほど生育していました。平成3年から、町教育委員会が群生地の保護事業を開始し、生育に障害となるヨシ(葦)を下刈りするとともに、湿地全体が乾燥化していることがミズバショウの生育範囲を狭めていることから、湿地全体に沢水を行き渡らせることができるようにバイパス水路を設け、春先に十分な水量が確保できるようにしました。
 昨年まで連続して保護してきた結果、当初10アールほどの生育範囲でしたが、今年は30アールにまで広がり、その下流域までもミズバショウの可憐な花が見られるようになり、名実ともにミズバショウの群生地となりました。これからも、ずっとこの群生地が見られるように、大切に保護してゆく必要があります。
 ところで、この沢一帯には、数多くの遺跡があります。一つの小さな水系に多くの遺跡があるためには、豊富な食料に恵まれていなければ生活できません。原始人の生活を支えた当時の食料としては、たくさんのクリやクルミ、そして山菜等が考えられますが、研究者からは狩りによる動物の食料源はあまり多くなく、むしろ秋に鮭が十分捕れることが冬期間の大切な食料源となっていたといわれています。

 鮭はミズバショウまで遡上する習性があるといわれ、黒滝沢のミズバショウ大群落の存在が、鮭の大群が遡上することの証明になるといわれています。つまり、ミズバショウの群落がある豊かな里山であったればこそ、数多くの遺跡が成立していたということがわかります。

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