大石田ひなまつり
更新日:2023年3月16日
和琴演奏会開催
雛人形展を開催中の歴史民俗資料館「聴禽書屋」にて和琴の演奏会を開催します。
この日は入館無料ですのでお気軽にご来館ください。
日 時:令和5年4月2日(日曜)11:00と11:30の計2回
場 所:大石田町立歴史民俗資料館「聴禽書屋」
入場料:無料(4月2日は入館料も無料となります)
大石田ひなまつ縮小開催のお知らせ
令和5年の大石田ひまなつりは規模を縮小し、大石田町立歴史民俗資料館での展示のみとなります。
自宅展示や出店などはございませんが、大石田に伝わる貴重なおひなさまをご覧になれますので是非お越しください。
展示会名:日本遺産「山寺と紅花」関連企画展 大石田雛人形展
会 場:大石田町立歴史民俗資料館
期 間:令和5年2月11日(土曜)~令和5年4月2日(日曜)
開館時間:午前10時~午後4時30分
入 館 料:大人200円、高校・大学生150円、小・中学生100円
休 館 日:月曜日、祝日の翌日
資料館発行
資料館発行
大石田のおひなさまPR動画を作成しました
大石田ひなまつり
山形県の内陸にある大石田町は、かつて最上川舟運最大の舟着場でした。
江戸期になると、西廻り航路の整備により、上方との文物の交流が活発になります。大石田からは近隣から集められた米や紅花が運ばれ、その返りに京都、大坂から優美なおひなさまがもたらされました。
これらの「享保雛」や「古今雛」は大切に大切に守り継がれ、現在に至ります。
「おひなみ」形式のひなまつり
大石田ひなまつりは、各家庭を訪ね歩き、飾り付けられたお雛様を見てまわる「おひなみ」という形式です。
大石田の舟運によってもたらされ、それぞれの家で大切に守り継がれてきたお雛様がお供え物とともに飾り付けられています。
それぞれの家庭での大石田流のおもてなし、舟運文化の歴史とロマンを体感することができます。
金山平三「ひなまつり」
洋画家・金山平三は戦時中から戦後にかけて町に疎開し、大石田の四季を描いています。
「ひなまつり」は昭和22年ごろ、家々に飾られたお雛様を見てまわる子どもたちを描いたもの。
「ひいなの隠れ里」
1990年代の初め、雛人形研究家の藤田順子さんは、大石田町の家々に残る貴重なお雛様をつぶさに調査し、「ひいなの隠れ里」として全国へ紹介しました。
これがきっかけとなり、大石田のお雛様を見に、全国から多くの方が訪れています。
『大石田のおひなさま』 藤田順子 著 より抜粋
大石田は「ひいなの隠れ里」であった。
1990年から続けて3年間、大石田の雛を調べた。この間わかっただけでも、20軒の家から、200体あまりの江戸時代の享保雛、古今雛のほか、竹田人形や、からくり人形がつぎつぎに出てきた。
このことが、1990年から1992年にかけて、山形、朝日、読売、毎日の各紙に、大きく取り上げられて、「大石田の雛の生い立ちにメス」とか「大石田は古代びなの宝庫」とかの見出しでニュースになった。
大石田が舟運で栄えた町であった、この町の特徴が、雛によって示され、知らされた。
大石田ひなまつりの楽しみ方
「大石田ひなまつり」は、地元に伝わる「おひなみ」が復活されたもので、自宅展示で昔ながらの祭り方でご覧になれます。
また、町立歴史民俗資料館では、江戸時代からの貴重な雛人形のほか、大石田ならではの古い雛道具や、郷土人形・ままごと道具一揃いなどが特別公開されます。
各家庭でおもてなしを受けながら
つるし雛展「大石田町出身のお雛様研究家安部英子さんなどの作品の展示」
歴史民俗資料館での展示
おいしいんだ大石田物産展
春を告げる魚カド(にしん)焼き
お問い合わせ
大石田ひなまつり実行委員会(大石田町役場産業振興課商工観光グループ)
〒999-4112 山形県北村山郡大石田町緑町1番地
メールアドレス syokoka@town.oishida.yamagata.jp
電話:0237-35-2111 ファックス:0237-35-2118
