東京・関東方面への修学旅行は、1日目は国会議事堂、警視庁、劇団四季「ライオンキング」鑑賞、2日目は班別企業研修、東京ディズニーランド、3日目は浅草見学、上野公園班別研修という充実した日程でした。学び、感動、驚きの3日間でしたが、友達と過ごしたディズニーランドやホテルのお部屋での時間も楽しい思い出になったようです。

　9月に予定していた地区新人大会の壮行式が感染症予防のために中止となり、この壮行式が新人チームで出場する大会の初めての壮行式となりました。北ブロック大会に出場するバレーボール部と柔道部、同日開催の県陸上競技選手権に出場する陸上競技部のみなさんに、全校生徒で熱いエールを送り激励しました。吹奏楽部も初めての1，2年生での演奏となりましたが、力強い演奏に合わせて選手が入場し、壮行式を盛り上げてくれました。

　今年度も山形市のさとこレディースクリニックの井上聡子先生を講師にお呼びし、全校生徒が一緒にお話を聞きました。心も体もぐんぐん成長するこの時期ですので、たくさんお話を聞く中で学びとることや考えることは学年でも個人でも様々だと思います。現在の自分にとって大事なことをしっかり心にとめている様子が感想からもうかがえました。

　秋晴れのもと、大石田中の生徒会伝統行事であるクラス対抗駅伝といも煮会が行われました。統合小学校建築工事にともない、これまでの駅伝コースといも煮会場は使用できなくなったのですが、今年度から設定した駅伝コースといも煮会場でも生徒のみなさんが楽しく和気あいあいと行事を行うことができました。駅伝は3年生が圧倒的強さを見せ優勝！いも煮会では学年ごとに手際よくおいしいいも煮が完成し山形の秋を堪能しました。

　駅伝・いも煮会に続き、午後からは大石田町「ゆずり葉の会」のみなさんと一緒に、愛宕神社周辺の環境整備に取り組みました。遊歩道の整備、樹木名の札の取り付け、切った枝の片付けなど、適材適所の縦割りの班編成のもと作業を行いました。この活動の意義を知るために、10月6日、樹木医さんから森林の伐採や植林、手入れが豊かな環境づくりに不可欠であることを教えていただきました。森の整備には時間がかかります。豊かな森になるように、先輩たちから受け継いだこの活動を引き継いでいきたいと思います。

　大石田町内の小中学校の児童会・生徒会代表が大石田中に集まり、第1回の子どもサミットを行いました。令和9年度の統合小学校開校にともない小中一貫校がスタートするにあたり、児童会・生徒会が共に目指す姿について考えることが、今年のテーマとなりました。今回は各学校の様子や活動について紹介し、どんな学校をつくっていきたいか、少し緊張ながらも、わかりやすい発表や活発な意見交換を行うことができました。この話し合いの内容を各学校に持ち帰り、さらに考えを深めて次の会議で目指す姿を創り上げていくことになっています。

　今年もキッズタウン大石田の会場に生徒会のブースを設置させていただき、手作りの射撃などで子どもたちと楽しく交流することができました。また、たくさんの生徒がボランティアとして参加し、企業ブースの運営、前日準備、後片付けの手伝いなどを行い、地域の一員として充実した時間を過ごすことができたようです。

　午前中は、吹奏楽部の演奏をオープニングに、開祭式、総合的な学習の時間の発表、展示見学、午後は合唱コンクール、全校レク、閉祭式と、今年の文化祭も実行委員の自主性と創造力に全校生徒の協調性が加わり、心に残る素晴らしい1日となりました。各学年が課題をもとに取り組んだ活動の発表は、それぞれの学年ともよく工夫されており、保護者や他学年のみなさんによく伝わるものでした。また、美しい全校合唱のハーモニーで幕を開けた合唱コンクールは、3年生の圧巻の表現力、2年生のまとまりのあるハーモニー、1年生のみずみずしい歌声、それぞれのクラスの素晴らしさをあらためて感じるステージとなりました。

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